私は原発というと別の意味で辛い。。。

いまだ福島の原発問題は収まる気配なく長期化が必至の状態ですね。
原発問題は日本全体に影響を与えているものの、被害地である福島県の皆さんは
さぞかしお辛いことと思います。

でも、私は原発というと違う辛い思いも込み上げてきます。

昨年末父が急逝しましたが、父が元気だった頃最後に行ったのが新潟県でした。
その道中「柏崎刈羽原子力発電所」も見学したのですが、原発問題をＴＶで見ると、
その時父と話した声が聞こえてくるようです。。。

原発問題のＴＶを見ていても、原子力発電の構造などの話が何となく話が分かり
ますが、それは「柏崎刈羽発電所」を見学したからなんですが、当時の場面を思い
出すたびに、辛い気持ちになります。。。

でも、最近「原子力発電所」を見学に行ったなんて、何か縁＝深い意味があるよう
にも感じます。
（何かできること、すべきことがあるのでは？なんて気持ちにもなります。。。）








これはおそらく「格納容器」のカットモデルだったと思います。
真ん中に通っている下部の幾つもの細い管が、「溶解」したといわれている燃料棒
だったかと。。。




今世界ではこれだけの原子力発電所が稼働しています。
このうち、５４基の原発を世界第三位の原発大国である日本が所持しています。
（今は中越地震で停止しているものや、今回の東日本大震災で被災して停止している
ものがあるので、おそらく３０基程度しか稼働していないのでは？）